【SQL・ORACLE】 TO_CHAR関数の使い方(文字型に変換する)

変換関数
変換関数
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書式 TO_CHAR(expression[, format])
引数 
 expression:変換する式
 format:書式
戻り値 変換された値

TO_CHAR関数 : 解説

TO_CHAR関数は、数値型、日付型のデータを文字列型に変換する関数です。日付型から変換するときは、書式をを指定することができます。書式には次のようなものがあります。求める結果に従って組合せて使うことができます。

引数「format」に指定できる書式
日付要素書式
YYまたはYYYY
四半期Q
MM
月(JAN、FEB、・・・)MON
月(1月、2月、・・・)MONTH
年始からの日数DDD
DD
WW
曜日D
曜日(月、火、水、木、・・・)DY
曜日(月曜日、火曜日、・・・)DAY
午前、午後AM , PM
HH
時(12時間表記)HH12
時(24時間表記)HH24
MI
SS
書式は日付型から変換する時だけ意味を持ち、数値型からの変換では意味を持ちません。

TO_CHAR関数 : 使用例(数値型から文字列型に変換)

SQL文 ORACLE
SELECT TO_CHAR(1234) 文字列 FROM DUAL;
実行結果
文字列
1234

TO_CHAR関数 : 使用例(日付型から文字列型に変換)

SQL文 ORACLE
SELECT TO_CHAR(現日時) 文字列 FROM DUAL;
実行結果 
文字列
2020-02-15

TO_CHAR関数 : 使用例(書式を指定して日付型から文字列型に変換)

SQL文 ORACLE
SELECT TO_CHAR(現日時, 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS DAY') 文字 FROM DUAL;
実行結果
文字
2020/02/15 15:40:40 土曜日

MS-SQL Server では、STR関数で同様の処理ができます。

【SQL】 STR関数の使い方(数値型から文字列型への変換)
STR関数は、数値型の式または値を、文字列型に変換する関数です。オラクルでは扱うことができません。いちれべ.comは、オラクル、MS-SQL、MS-Access で使用可能か一目でわかるサイトです。

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