【SQL】 OR演算子の使い方(論理和を求める)
OR演算子は ORACLE MS-SQL MS-Access に対応しています。
OR演算子 : 書式
書式 <条件式> OR <条件式>
OR演算子 : 解説
OR演算子は、左辺と右辺の条件式の論理和を求めます。左辺と右辺の条件式の両方、もしくはどちらかが真であれば真を返します。両方偽のときだけ偽を返します。
OR演算子の真理値表
条件「a」と条件「b」での、OR演算子の真理値表は次のようになります。
a | b | a or b |
---|---|---|
1 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
0 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 |
OR演算子 : 使用例
以下の例は、在庫リスト表で、カテゴリが「空想商品」もしくは「危険商品」のデータを取り出すSQL文です。
SQL文
SELECT * FROM 在庫リスト
WHERE カテゴリ = '空想商品' OR カテゴリ = '危険商品';
SELECT * FROM 在庫リスト
WHERE カテゴリ = '空想商品' OR カテゴリ = '危険商品';
実行結果
商品番号 | 名前 | カテゴリ | 単価 | 在庫 | 商品タイプ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 時の卵 | 空想商品 | 12345 | 2 | |
3 | 地面に沈む羽 | 空想商品 | 1200 | 4 | |
5 | 柄のない包丁 | 危険商品 | 3200 | 3 |
表:在庫リスト
商品番号 | 名前 | カテゴリ | 単価 | 在庫 | 商品タイプ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 時の卵 | 空想商品 | 12345 | 2 | |
2 | 解けない氷 | 実用商品 | 500 | 32 | 重点販売商品 |
3 | 地面に沈む羽 | 空想商品 | 1200 | 4 | |
4 | 見えない眼鏡 | 実用商品 | 20000 | 12 | 重点販売商品 |
5 | 柄のない包丁 | 危険商品 | 3200 | 3 |
関連リンク
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SQLリファレンス > 演算子
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