DATEADD関数 : 書式
書式 DATEADD( datepart, n, date )
引数 datepart:加減する日付要素の指定
n:加減する月数を表す数値
date:もとになる日付
戻値 処理後の日付
引数 datepart:加減する日付要素の指定
n:加減する月数を表す数値
date:もとになる日付
戻値 処理後の日付
DATEADD関数 : 解説
DATEADD関数は、日付型のデータに対して一定の期間を加減する関数です。この関数で引数「datepart」に指定する日付要素により、さまざまな期間を加減することができます。引数「n」にプラスの値をすると加算、マイナスの値を指定すると減算となります。そして、引数「datepart」で指定できる日付要素は次の表のようになります。
日付要素 | datepart | datepart省略形 |
年 | year | yy / yyyy |
四半期 | quarter | qq / q |
月 | month | mm / m |
年始からの日数 | dayofyear | dy / y |
日 | day | dd / d |
週 | week | wk / ww |
時 | hour | hh |
分 | minute | mi / n |
秒 | second | ss / s |
ミリ秒 | millisecond | ms |
引数「datepart」に、省略形を指定しても同様の処理ができます。なお、このdatepartの記述はさまざまな関数で使いますから、覚えておきましょう。
DATEADD関数 : 使用例 (年(year)を指定)
SQL文 SELECT 日付, DATEADD(year, 1, 日付) 処理日付 FROM dateadd_table
実行結果
日付 | 処理日付 |
20-07-01 | 21-07-01 |
DATEADD関数 : 使用例 (年(year)の省略形を指定)
SQL文 SELECT 日付, DATEADD(yyyy, 1, 日付) 処理日付 FROM dateadd_table
実行結果
日付 | 処理日付 |
20-07-01 | 21-07-01 |
DATEADD関数 : 使用例 (引数「n」に-1を指定)
SQL文 SELECT 日付, DATEADD(yyyy, -1, 日付) 処理日付 FROM dateadd_table
実行結果
日付 | 処理日付 |
20-07-01 | 19-07-01 |
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