【SQL】 AVG関数の使い方(平均値を求める)
AVG関数は、以下で使用できます。
ORACLE MS-SQL MS-Access MySQL
AVG関数 : 書式
書式 AVG ( [ DISTINCT | ALL ] number )
引数 number : 数値式
戻値 グループの平均値
引数 number : 数値式
戻値 グループの平均値
AVG関数 : 解説
AVG関数は、グループの数値の平均を求める関数です。引数で指定された数値の列の平均を計算して返します。キーワードとしてALLとDISTINCTを指定することができます。DISTINCTを指定すると、指定された数値の列の中で同じ値がある場合には、最初の1つだけを計算対象とします。なお、キーワードは省略できます。その場合、デフォルトでALLとなります。
AVG関数 : 使用例
SQL文 SELECT AVG(得点) FROM 試験結果;
実行結果
AVG(得点) |
---|
73.5 |
表:試験結果
名前 | 性 | クラス | 得点 |
---|---|---|---|
山田太郎 | 男 | A | 92 |
金子優一 | 男 | A | 65 |
斉藤洋子 | 女 | B | 83 |
森藤太一 | 男 | B | 55 |
田中奈津美 | 女 | C | 67 |
高橋由伸 | 男 | C | 85 |
鈴木一郎 | 男 | D | 58 |
山本綾子 | 女 | D | 83 |
AVG関数 : 使用例 (DISTINCT)
DISTINCTを指定して、重複する値を除外して平均の値を求めます。
SQL文 SELECT AVG(DISTINCT 得点) FROM 試験結果;
実行結果
AVG(DISTINCT 得点) |
---|
72.1428571 |
MSーAccessでは、DISTINCTは使うことができません。
AVG関数 : 使用例 (GROUP BY)
各グループの平均を求めます。
SQL文
SELECT クラス, AVG(得点) FROM 試験結果 GROUP BY クラス;
SELECT クラス, AVG(得点) FROM 試験結果 GROUP BY クラス;
実行結果
クラス | AVG(得点) |
---|---|
A | 78.5 |
B | 69 |
C | 76 |
D | 70.5 |
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