【SQL】 算術演算子+の使い方(加算する)

算術演算子+は、以下で使用できます。
ORACLE MS-SQL MS-Access MySQL
算術演算子+ : 書式
書式
ORACLE MS-SQL MSAccess < 数値式 > + < 数値式 >
ORACLE MS-SQL MSAccess < 日付式 > + < 数値式 >
MS-SQL < 文字列式 > + < 文字列式 >
ORACLE MS-SQL MSAccess < 数値式 > + < 数値式 >
ORACLE MS-SQL MSAccess < 日付式 > + < 数値式 >
MS-SQL < 文字列式 > + < 文字列式 >
算術演算子+ : 解説
+演算子は、値の足し算を行うことができます。RDBMSによって異なりますが、さまざまなデータ型を足し合わせることもできます。指定できるデータ型については、各RDBMS製品のマニュアルを参照して下さい。
算術演算子+ : 使用例
SQL文 SELECT a , b , a + b total FROM 表名;
実行結果
a | b | total |
---|---|---|
1 | 2 | 3 |
5 | 11 | 16 |
3 | 17 | 20 |
算術演算子+ : 使用例 (日付型の値)
日付型の値に対して数値型の値を足し合わせることもできます。この場合、日付型の値に対して、数値型の日数が足されます。
SQL文
ORACLE SELECT sysdate , sysdate + 7 FROM dual;
MS-SQL SELECT getdate() , getdate() + 7 FROM dual
ORACLE SELECT sysdate , sysdate + 7 FROM dual;
MS-SQL SELECT getdate() , getdate() + 7 FROM dual
実行結果
sysdate | sysdate+7 |
---|---|
20-06-25 | 20-07-02 |
+演算子を使って日付型の値と数値型を足し合わせるのは面倒な問題があります。それは、月単位で日付がいつなのか?を求めたい場合です。1年間のそれぞれの月は、28日、29日、30日、31日と、1か月の日数が異なります。そのため、どの値を足し合わせたら良いのかわからない場合があります。もしも、月単位の計算をしたい場合は、ADD_MONTH関数、DATEADD関数を使うのが良いでしょう。

【SQL・ORACLE】 ADD_MONTHの使い方(月数を加減する)
ADD_MONTH関数は、日付型のデータに対して「nか月」をプラスマイナスした日付を求める関数です。ADD_MONTH関数は、オラクルで使用できます。いちれべ.comは、オラクル、MS-SQL、MS-Access で使用可能か一目でわかるページです。

【SQL】 DATEADD関数の使い方(指定した期間を加減する)
DATEADD関数は、日付型のデータに対して一定の期間を加減する関数です。この関数で引数に指定する日付要素により、さまざまな期間を加減することができます。第2引数にプラスの値をすると加算、マイナスの値を指定すると減算となります。
SQL Server における+演算子の使用例
SQL Serverでは、文字列同士を連結するために+演算子を使用します。
SQL文 MS-SQL SELECT 'abc' + 'def' 連結
実行結果
連結 |
---|
abcdef |

【SQL・ORACLE】 ||演算子の使い方(文字列を連結する)
||演算子は、文字列を連結する演算子です。表の列の文字列同士を連結したり、列の文字列に新たに文字列を追加することもできます。また、2つ以上の文字列を連結することも可能です。いちれべ.comは、オラクル、MS-SQL、MS-Access で使用可能か一目でわかるサイトです。
関連リンク
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