【俺甲2024夏】公式戦の展望と振り返り～北名古屋南高校

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　不調に喘いでいるキャプテン坂田だが、この日は戦う顔をしていた(笑)ので、もう一度彼を信じいつも通り3番ファーストでスタメン起用した。試合は初回から相手のエラーにつけこみ5安打4得点。結果的に1回表で勝敗が決まったかたちとなった。気になる坂田は3打席ノーヒットであったが、満塁で迎えた4打席目に、2点タイムリーを放ち監督の期待に応えた。これで次戦からガンガン打ってくれると良いのだが...

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　先発した井上が初回にいきなり先制ソロを許すが5回を1失点。リリーフした中野が残り4回をゼロに抑えてくれた。攻撃陣は5得点と満足できる数字ではないが、勝ち越し後に効果的に追加点をとれたことで楽な試合展開に持ち込めた。
　4年前に2点差で負けた相手だったが、今回は4点差で勝利。倍返しまではいかないが、しっかりと借りを返し5回戦へ駒を進めることができた。明日の5回戦はエース佐藤が登板予定。

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　先発は予定通りエース佐藤。4回戦と同様いきなりソロHRで先制されたが、その後は落ち着いてゼロに抑えた。攻撃に関しては足で流れを掴んだ。特に不振のキャプテン坂田のチャンスメイクが大きかった。結果的に坂田は 3打数2安打2打点3得点2四球3盗塁！文句なしのMVP級の活躍で監督の期待に充分に応えてくれた。対戦相手の犬や猫商業さんは好投手2人を中心に素晴らしいチームだったが、何とか勝利し6回戦へ進出できた。

　6回戦の相手からは総合Aランクの強者ばかりとなる。豊田西高校さんは、総合Aランクながらレートが1700台ととっても特徴的なチーム。レーダーチャーﾄでは、ミートと走力で我がチームのほうが劣っていることが見てとれる。攻撃力は高いが守備力は低いため、相手のエラーをきっかけにビッグイニングをつくりたいところ。もうひとつの特徴は、控え選手の能力が低くレギュラー陣との能力差が激しい。代打はないと考えると敬遠策は積極に設定すべきか？
　お相手さんの投手陣は、驚くことに3年生の登録がゼロ。投手力では当校が有利ですが...

　四番・藤丸と左右のエースの活躍で勝利し7回戦進出。初回のタイムリーと2ランホームラン2本による5得点は、すべて藤丸のバットによるものであり四番に相応しい活躍をしてくれた。今大会の藤丸は16打数9安打で期待以上の成績！投手陣も充分に期待に応えてくれた。エース佐藤が5回1失点。リリーフした中野は4回を無失点に抑え、左右のエースが躍動。
　今大会初めて総合Aランク校との対戦となったが、攻撃力が互角だっただけに、投手力の差が勝敗を分けたと言って良いだろう。次戦は右のエース佐藤が疲労状態で登板予定はないが結果は？

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　当校史上最強の坂田世代の夏がここで終わった。Offenseはホームラン3本、7得点なので、Defenseに問題があったかと。特に2回のディレードスチールや決勝点となった7回のフォースボークを喰らったことは痛恨の極みであった。戦略で負けたとも言える。打力の差を考えれば、相手の監督さんは会心の試合でしょうね。
　攻撃面においては、6回以降1点もとれていない。相手の中継ぎ投手2人（共にSR投手）を攻略できなかった。正直な話いつでも逆転できるだろうと試合を傍観していたのだが、甘くはなかった。
　当校初のLR選手である坂田は、この試合5打数4安打3打点で最後までよく頑張ってくれた。2年の秋大・3年の春大は不振に陥ったが、今大会はホームランこそ出なかったものの打率.375と復調しキャプテンの重責を見事に果たした。今日で引退となるが、この秋のドラフトでの指名を期待したい。
　今大会は、甲子園出場を目標として戦ったが、春の成績も越えられず、ベスト16で終わってしまった。全く論外の結果だった。毎度のことだが、戦力差のある相手に負けて終わると悔いが残るが、これを経験として新チームでやり返したい。

本塁打