【俺甲2023秋】公式戦の展望と振り返り~北名古屋南高校

江田島監督のぼやき
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【俺甲2023秋】公式戦の展望と振り返り~北名古屋南高校

 北名古屋南高校 硬式野球部 監督のかっちゃんです。いつも当ブログのぼやきを閲覧頂きありがとうございます。去年の夏、キャリアハイとなるベスト16を達成後、秋4勝、1大2勝、春4勝、夏3勝と悔しい1年を過ごした。しかし最上級生となった坂田世代が、これまでの悔しさを晴らすべく、秋大に挑む。

【俺甲2023夏】公式戦の展望と振り返り~北名古屋南高校
【俺の甲子園・公式戦】2023年夏大・愛知、北名古屋南高校・江田島監督の戦いの展望と試合後の振り返りです。去年夏・ベスト16入りしたものの、秋4勝、1大2勝と低迷。春はシード権獲得を目標に挑み あと1勝及ばず。今大会の展望と対戦結果の振り返りです。

北名古屋南高校 2023年秋 メンバー選考

ベンチ入りメンバー(投手陣)

 3年生が引退し、2年生の佐藤・井上・中野の3本柱が軸となる。SR53の有野がここにきてA評価となりベンチ入りの見込み、UR98の永嶋がベンチ当落選。新入生UR投手がひとりも入部しなかったため1年生からの選出はなし。

 背番公式練習 
佐藤(100★3)215944K39K101.504.91先発で安定感抜群
井上(97★5)214837K66K116.925.28先発、2番手ともに期待
中野(106★5)215040K57K14.035.272番手で起用予定
有野 (53☆5)214138K43K186.10先発、2番手ともに期待
永嶋 (98★1)214534K47K5.74ベンチ外
河村 (50☆5)215444K20K175.63出番がないかも!?

ベンチ入りメンバー(野手陣)

 ベンチ入り野手全員が2年生ということで、当校史上初のオール2年生のメンバー構成となった。外野スタメン1枠を最後まで悩んだが、足のある赤津を1番打者として抜擢。長距離砲のSR66番中村を控えに入れ、赤津の調子があがらない場合に備えた。しかし赤津も中村も本職はファーストのため外野守備のエラーが懸念材料となる。

 背番公式練習8/26現在の成績
坪井 (180★3)2BB8.417.314 
2 宮林 (139★1)2A4.320.274 
3 坂田 (1951)2ABB3.432.330主将
4 藤丸 (173★3)2AD9.424.315副主将
5 秋山 (159★1)2BD5.286 
高松 (120★2)2BBD2.091.278攻撃重視
7 田所 (183★2)2BD7.333.282スタメンに抜擢!
8 松井 (168★2)2BB6.250守備重視
西田 (119★2)2B12.125.218控え捕手(強肩!)
中村 (66☆5)2ADE13.319代打の切り札!
2BD14.375.265守固(二)・代打
土田 (151★1)2BD15.000.245守固(三)
赤津 (123★1)2BD16.273代走、俊足・巧打!
小山 (160★1)2BD.249投手を入れるか悩み中

戦力比較

 昨年と比較し長打力および守備力はダウンしたものの、ミート力、走力、肩力の3部門で大幅アップ。バッティングはしぶとく、足を使えるチームへと変貌。今年の夏もレギュラーだった2年生がスタメンに多く、今年の夏とほぼ変わらない戦力で秋を戦う。

過去との比較(背番号2~9の平均)

単位:千

 長打ミート走力肩力守備力 
22秋38.129.728.021.433.44勝
23夏35.836.331.124.432.33勝
23秋33.536.632.526.330.49/2現在
咋対▲4.6+6.6+4.5+4.9▲3.0 
夏対▲2.3+0.3+1.4+1.9▲1.9 

2023年秋大 組合せ抽選結果

組合せ抽選会は9月1日9時ごろです。

 2023年秋・愛知大会のページにも書いたが、一宮商業高校さんが廃校となった尾張地区は、総合A評価校が当校だけになった。よって今大会は初めてAシードに配置された。ずいぶん昔の1年生大会でAシードになったことがあるがその時は実力ではなかったため、実質的に初めてのAシードと言って良い。愛知を8つのブロックに分け、ひとつのブロック中で1番能力値の高い学校がAシードになるのが基本なので、ベスト8が狙える実力があるという理解で合っているとすると・・・今大会は3位を目標とし、ベスト8をノルマに設定する。←高すぎ💦

【俺の甲子園】2023年 秋季愛知大会
俺の甲子園 2023年 秋季愛知大会のエントリー数、レギュレーション、日程、組み合わせ抽選結果(トーナメント表)、出場校一覧表などを記事にしています。勝ち進んだ時にどの学校との対戦になるのか、ご参考にどうぞ。エントリー締切は8月30日、組合せ抽選日は9月1日、大会初日は9月4日です。

北名古屋南高校(AABBA 2205)・今大会の展望

 恒例の対戦相手の予想と戦力比較については、組合せ抽選後、時間の許す限り掲載したいと思っています。予想は全然当たらないですけどね。
 ティーエスさん側の第1~4ブロックと、東名さん側の第5~8ブロック、尾張地区は愛知で唯一どちらにも配置される可能性がある地区であるが、今回我が校は東名さん側に配置された。ということでそちらを中心にみていこう。毎度のことではあるが、ここのコーナーは、順当に勝ち進んだ場合のストーリーですので、そこんとこよろしく💦

VS 小牧高校さん(ABBCB 1773)

 7回戦、ベスト8をかけて戦う相手と予想されるのが小牧高校さん。レートは低いが優勝経験もある尾張地区の有名校。世代最強投手の22-107大山くんを中心とした堅実な野球が持ち味。守備力は互角であるが、攻撃力はやや当校が有利か?

VS 第三織田高校さん(ABCBB 2049)

 7回戦で激突する可能性があるもうひとチームが第三織田高校さん。2年前の1年生大会4回戦で対戦し1-8で敗北した お相手さんでもある。うちのノーコンピッチャー勝山がボコられた記憶が蘇ります💦
 今回の話に戻すと、お相手の監督さんの好みは長打力と走力で、ミートは無視の全打者フルスイングが特徴のチーム。走力に関しては、当校と比較し互角なだけに、対戦が実現すれば、当校の投手陣と第三織田高校の長打力の勝負となる。

VS 士林夜市高校さん(AACBA 2332)

 お互い順当に勝ち進んだ場合、準々決勝(8回戦)で激突する相手となるのが、2020年組の士林夜市高校さん。LR中里キャプテンを中心とした攻撃型チーム。長打力がお相手さん、守備力が我が校が上回っているが、最終的には投手力の勝負になりそうな...

VS 新宝学園高校さん(AACBB 2297)

 いつも団体戦で同じチームで戦っている新宝学園さん。お仲間さんであるがゆえ、できれば対戦したくはないのだが、、、士林夜市さんと新宝さんが6回戦で対戦する予定なので、その勝者との対戦となる。
 新宝さんのチームカラーは脳筋打線。守備を捨て自慢の打線が破壊光線で相手を倒すのが特徴。対戦が実現すれば、公式戦では初対決となる。

VS 東名高校さん(AABAA 2739)

 圧倒的攻撃力。それが東名さんのチーム。それももう既に伝統となっており、我が校など戦う前から戦意喪失するほどの戦力。我が校の投手が奇跡の投球で完封勝ち!それ以外の勝利の光は全く見えない。いやそれすらも見えない状況。準決勝で対戦となる。

VS ティーエス高校さん(AABAA 2583)

 愛知2強の一角である東名さんに超・スーパー・スペシャルな奇跡的勝利を収めた後の決勝戦は、「夏の愛知覇者」ティーエスさん。この秋からの新チームは東名さんと同様、攻撃型のチーム。長打ミートともに一回り大きな能力値となっているため、我が校の投手陣が相手打線を抑え、僅差での勝利を狙いたい。

2023年秋大 北名古屋南高校の展望と試合結果

秋大は 9/4 開幕です。

2回戦 vs 雷神高校さん(CDDED 1396)

試合結果

じゃんけんに勝って先攻

 新チームになり始めての公式戦。初戦の相手は、今年の4月に創部(6ヶ月目)、総合D評価の雷神高校さん。Aシードの我が校にとっては、申し訳ないが負けられない相手。試合はご覧の通りであった。
 我が校の話ではないが、同じ愛知で本日、総合A評価のチームが初戦で敗退する波乱が発生している。明日も普通にやれば勝てる相手ではあるが、何が起こるかわからないのが俺甲なので、全力で勝ちに行く。

3回戦 vs 鳴滝高校さん(ACCCB 1832)

試合結果

じゃんけんに勝って後攻

 相手の先発投手稲垣くん(22-52)から大量点を奪えずQSを献上した。しかし我が校のエース佐藤がそれを上回る投球を披露。6回1/3を無四球無失点で期待に応えた。攻撃陣は7回、キャプテン坂田の3ランHRで試合を決めた。代打で出場した田所と池山がきっちり結果を残し、8回コールド勝ちで4回戦に駒を進めた。

4回戦 vs 津島南高校さん(ABCCB 1949)

展望

 公式戦での対戦が1度だけある。去年夏に4回戦で激突しているが、今回も同じ4回戦での対戦となった。その夏は7回コールドで我が校が勝利。当然リベンジを誓い挑んでくるであろうが、攻撃力は我が校が有利。返り討ちにして5回戦に進出できるか!?

試合結果

試合詳細

じゃんけんに負けて先攻

 2回裏の相手の攻撃をナックル中野が三者三振に打ち取るなど、序盤は完全に我が校のペース。しかし、その中野がピリッとしない。じわりじわりと差を詰められ8回裏に同点に追いつかれる。9回表が無得点で終わった時はサヨナラ負けを覚悟したが、エース佐藤が9裏をゼロで凌ぐ。予定通り8回から守備固めで出場の西田捕手が、10表 無死から四球で出塁。西田の代走で出た赤津がすかさず盗塁。今大会初めて出場する控えサードの土田が勝ち越しタイムリーで貴重な1点をもぎ取った。しかし控え捕手に代走が送られたことで10裏以降の捕手がいない💦守備の不安から逆転サヨナラ負けも充分にあるなかで、時間の経過がやたら遅く感じられた10回裏だった。

 振り返ると10回表の代走がある意味AI監督のファインプレイであったかもだが、自分としては、この采配はありえない。

5回戦 vs 尾西高校さん(ABCBB 2048)

展望

 2017年組・通算47勝・今年の春ベスト16の実績を持つ尾西さんが5回戦のお相手。ミート力以外は、ほぼ互角の能力値。となると投手力の勝負となる。尾西さんは1年生中心の以下の6人がベンチ入り。
23-97 小林/23-102 桜井/23-52 井上/23-53 磯川/22-20 山田/23-99 岡本
 4回戦で投げた岡本くんが疲労。おそらく3回戦で先発した小林くんの登板となるだろう。こちらはエース佐藤で6回戦進出を狙う。

試合結果

じゃんけんに勝って後攻

 前日に延長戦を戦った疲れも心配されたが、疲れていたのは監督だけだった。赤顔のエース佐藤は、立ち上がりに先制ソロを浴びたが、それ以降をしっかり抑えてくれた。攻撃面では相手のエラーや四球を活かし効率的に得点できた。打線は中軸が機能しなかったものの、1番坪井の2ランHRを含む4打点の活躍が光った。5番レフトでスタメン起用した中村は3安打の活躍で次戦もスタメン起用が濃厚。7回コールド勝ちで6回戦進出!

6回戦 vs 一宮高校さん(ABCCB 2053)

展望

 6回戦のお相手さんは、去年8月に創部したばかりの一宮高校さん。必然的に1年生中心のメンバー構成となっている。ベンチ入り投手は5人。
・UR 1年生 103 岡田くん
・UR 1年生 107 高橋くん
・SR 2年生  50 小田くん
・ R  2年生  19 片山くん
・ R  2年生  20 河野くん 
これまでの一宮高校さんの勝ち上がりの投手起用は以下の通り。

・2回戦 : 片山くん(4回1失点) ⇒ 河野くん(5回無失点)
・3回戦 : 河野くん(4回2/3無失点) ⇒ 岡田くん ⇒ 高橋くん
・4回戦 : 河野くん(4回2失点) ⇒ 岡田くん(1回無失点)
・5回戦 : 河野くん(4回3失点) ⇒ 高橋くん(5回1失点)
 一宮高校さんは基本的にR投手が先発し、UR投手で抑える継投で県大会5回戦を勝ち抜いてきた模様。当然6回戦も絶好調の河野くんの先発が予想される。我が校の先発投手は顔色次第ではあるが、今大会初先発となる井上(97番)を起用予定。3失点までは許容するので気楽に投げて欲しい。勝てばベスト16入りとなる試合。去年までの我が校なら この試合に勝ってホッと一息つくところであるが、今大会の目標はかなり高いところに設定している。ここは通過点として次の7回戦に駒を進めたいが...。

試合結果

じゃんけんに勝って後攻

 相手の先発投手は予想通り河野くん。結果的に2得点しかできず、R投手は攻略できなかった。しかし5回戦同様この6回戦も我が校の投手陣が、素晴らしい投球を魅せる。今大会初先発の井上が6回1/3を無失点、リリーフした中野も残りのイニングを被安打1の4奪三振。無失点リレーで監督の期待に応えてくれた。ただし、打線が湿りがち。特にキャプテン坂田、副キャプテン藤丸の中軸が2日連続して活躍できていない。明日の試合は彼らの奮起に期待。

7回戦 vs 晋桜高校さん(ABCCB 2082)

展望

 はじめてのベスト16入りを果たし勢いに乗る晋桜高校さんが、7回戦のお相手。勝てば両校ともに初めてのベスト8となる。ミート力こそ差はないが、攻撃力は我が校のほうが有利。ベンチ入り投手陣は5人の構成。
22-103 北原くん は疲労で恐らく出番はないだろう。残る4人は
23-100 中林くん/22-53 門田くん/22-52 古江くん/22-50小泉くん であるが、おそらく中林くんが先発だろう。我が校はエース佐藤で、キャリアハイとなるベスト8入りを狙う。

試合結果

じゃんけんに勝って後攻

 戦力的な差はまずまずあった。

 対戦相手我が校
先発23-100 ★122-100 ★3
2番手22-53 ☆522-97 ★5
3番手22-52 ☆522-106 ★5

 投手力は、どうだったか?上表を見ればわかるが質的な差がとても大きい。もちろん質ではなく数値がすべて?ではあるが、それでも...結果的に1年生投手相手に4回1/3で2得点しか奪えなかった。

スコアボード(明治神宮球場風に安打数を入れてみました)

 123456789
安打数004202120
晋桜003101010
北名000110102
安打数221122303

 安打数は、長打を含む場合は太字、四球またはエラーが得点に絡んだ場合は赤字。

 攻撃面で特徴的なのは、相手の得点はすべて長打が絡んでいる点。計4イニングすべて綺麗に得点に結びつけている(水色に塗りつぶしたイニング)。ただ戦前に分析したレーダーチャートでは、長打力は我が校のほうが高い。微妙な差ではなく、明らかにだ。がしかし相手の長打が4度、我が校は2度。ヒットが出て無得点のイニングはこちらが5回に対して、相手はたったの1回。16安打で5得点と、こちらの攻めの効率が異常なほど悪かった。

 能力値が高いほうが必ずしも勝つ訳ではないので、なんとも言えないが受け入れ難い結果となった。

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2023年秋大 北名古屋南高校 反省会

2023年秋大 個人成績

野手
選手打率出塁率打席打数安打本塁打打点得点四死盗塁
坪井 (180★3)20.4440.483292712210822
坂田 (1951)20.2500.2692624616511
藤丸 (173★3)20.3750.4232624902322
松井 (168★2)20.2380.3602521501741
高松 (120★2)20.3640.3752422815512
宮林 (139★1)20.3130.3892216504023
中村 (66☆5)20.6000.5881715904410
土田 (151★1)20.4550.5001411502120
秋山 (159★1)20.1110.333129102230
池山 (134★2)20.2220.22299212202
赤津 (123★1)20.3330.50043100411
田所 (183★2)20.3330.33333101100
西田 (119★2)20.0000.50021000010
チーム成績0.3380.40123620469543452414
 投手
選手試合数投球回球数防御率失点率K/BBBB/9自責点失点与四死被安打奪三振
佐藤 (100★3)2421 2/32342.912.9117.000.427711617
中野 (106★5)24162092.252.254.671.69443814
井上 (97★5)2310 1/31100.871.742.501.74122105
有野 (53☆5)2
河村 (50☆5)2
チーム成績5485532.252.446.001.13121363436

公式戦通算成績

2年生
  22夏1大23春通算
藤丸(173★3)打数251813201624116
安打数874137948
打率.320.389.308.650.438.423.414
本塁打1103207
打点74595232
坂田(1951)打数272011201724119
安打数108698647
打率.370.400.545.450.471.250.395
本塁打1112117
打点85596639
池山(134★2)打数11188- 3949
安打数590- 1217
打率.455.500.000- .333.222.347
本塁打210- 014
打点960- 0217
西田(119★2)打数213513125
安打数1001103
打率.500.000.000.200.0770.120
本塁打0000000
打点0101002
坪井(180★3)打数1191520172799
安打数096981244
打率.000.474.400.450.471.444.444
本塁打0211127
打点0104761037
土田(151★1)打数521118
安打数0055
打率.000.000.455.278
本塁打0000
打点0022
宮林(139★1)打数14111641
安打数44513
打率.286.364.313.317
本塁打0000
打点0347
高松(120★2)打数112233
安打数189
打率.091.364.273
本塁打011
打点257
橋本(149★2)打数0404
安打数0202
打率.000.500.500
本塁打0000
打点0202
松井 (168★2)打数2121
安打数55
打率.238.238
本塁打00
打点11
中村 (66☆5)打数1515
安打数99
打率.600.600
本塁打00
打点44
秋山 (159★1)打数99
安打数11
打率.111.111
本塁打00
打点22
赤津 (123★1)打数33
安打数11
打率.333.333
本塁打00
打点00
田所 (183★2)打数639
安打数213
打率.333.333.333
本塁打000
打点011

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