【俺甲2023夏】公式戦の展望と振り返り～北名古屋南高校

単位：千

　休養明けの4回戦の相手は、同じ尾張地区の犬や猫商業高校と予想される。2018年11月創部と我が校とほぼ同時期に創部、キャリアハイは3勝と苦戦が続いている。レーダーチャートを見ればわかるが、どちらかというと守備的なチームの印象。世代最強の106林くん、105五十嵐くん、100内田くんの3年生3投手に加え、1年生104田辺くん、2年生105長瀬くんの投手5人構成は脅威。我が校の打線が豪華投手陣を打てるかが勝負の分かれ目となりそう。

　5回戦で対戦予定のクイック高校は2018年6月創部、我が校より1ヶ月先輩の監督さんとの対戦となる。過去ベスト8、ベスト16がそれぞれ1回づつ。レーダーチャートを見ても攻撃力は全く互角。投手陣は21-101の砂田くん、21-99嵯峨くん、21-104脇くん、21-53安田くんの4名。相当に苦戦するであろう相手なので、エラーや無駄な四球が命取りになる試合展開が予想される。

　春大で強豪校である新宝学園を5-4で破りベスト4を達成。2017年4月に監督就任し、ベスト4が2回、ベスト8が1回、ベスト16が2回としっかりと結果を残している。攻撃力は弊校のほうがわずかに上回るが、長打力はほぼ互角。投手の出来次第で、勝敗の行方は全くわからない相手。お互いが順当に勝ち進んだ場合、ベスト16をかけた6回戦で対戦する。

　愛三大工業高校は2019年5月に創部以来、初のベスト16を春大で達成。また廃校となった一宮商業を破っての初のシード権獲得となった。長打・ミート・走力・守備の4部門で弊校のほうが勝ってはいるが...お互いが順当に勝ち上がった場合は、ベスト8をかけて7回戦での対戦となる。

　お隣の第4ブロックのAシードの源次郎学園さんのキャリアハイはベスト4。この１年安定した成績を残されている。仮にお互いが勝ち上がると8回戦＝準々決勝で激突。源さんとは公式戦初対戦となる。投手力で相手の源さんが上回るが、ミスのない試合をしたほうが準決勝へ駒を進める。

　勝ち進んだ場合は、準決勝（9回戦）での対戦となる。対戦相手は もはや説明不要。今年の春の甲子園・選抜準優勝の東名さんである。正直ここまでこれたら出来過ぎの結果（ベスト4）ではあるが、逆に下剋上したいという邪な気持ちも芽生えてきそうなものである。がしかし、レーダーチャートがそれを微塵も思わせない。ただし唯一、この夏フル覚醒した2年生エース中野が奇跡的に好投し東名打線をロースコアに抑えられれば・・・・無理か(笑)

　可能性としてですよ。可能性として、春日井東＿高校の監督さんの髪の毛よりも薄いが、決勝進出した場合のお相手です。順当にいけばティーエスさんということになるかと思います。レーダーチャートを見ると打の東名さんに対して、守のティーエスさんという感じです。ティーエスさんは肩が強いのが特徴的です。とは言え打力も強いです。このレベルのチームに勝たないと夏の甲子園には行けないと言う気絶しそうな分析結果となりました。