エクセル : IF関数の使い方動画
エクセル : IF関数の基本
IF関数は、
「もしテストの点数が90点以上だったら合格、そうでなければ不合格」
といったような、いわゆる条件分岐をするためのものです。
上の日本語をエクセルの式にすると、
=IF(点数>=90,”合格”,”不合格”)
となります。
実際にエクセルでやってみると、以下の通りです。
英語の点数はB2のセルの値です。
セルB2が90点以上なのでIF関数の結果は「合格」です!
エクセル : IF関数はネストできる
「もし英語が90点以上でかつ数学が90点以上なら合格、でなければ不合格」
これを式にすると、
=IF(英語>=90,IF(数学>=90,”合格”,”不合格”),”不合格”)
というように、はじめのIF関数の括弧の中に、もうひとつIF関数を入れることができます。これをネストと呼びます。
では、実際にエクセルでやってみます。
Aさんは、英語が90点以上、数学も90点以上なので、結果は「合格」です!
Bさんは、英語は90点以上、数学は90点以下なので
「不合格」です。
エクセル : IF関数と一緒によく使われるAND関数
さきほどのネストで例としてあげた
「英語が90点以上かつ数学が90点以上なら合格、でなければ不合格」
は、AND関数と組み合わせると、式がすっきりします。
=IF(AND(英語>=90,数学>=90),”合格”,”不合格”)
Aさんは、英語・数学ともに90点以上なので、合格
Bさんは、英語は90点以上あるが、数学が90点以上ではない、AND条件を満たしていないため不合格です。
エクセル : IF関数と一緒によく使われるOR関数
さきほどのネストで例としてあげた
「もし英語と数学どちらかが90点以上は、合格、そうでなければ不合格」
はOR関数を使います。
=IF(OR(英語>=90,数学>=90),”合格”,”不合格”)
Aさんは、英語・数学とも90点以上なので、合格
Bさんは、英語は90点以上、数学は90点以上でないが、OR条件を満たしているため合格
Cさんは、どちらも満たしていないため不合格