【SQL】 INSERT(データを挿入する)の使い方

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【SQL】 INSERT(データを挿入する)の使い方

INSERT : 書式

書式1 INSERT INTO <表名> [(列名1, 列名2...)] VALUES (値1, 値2...)
書式2 INSERT INTO <表名> SELECT文

この2つの書式は、実践でよく使われるので、マスターするんだ!

INSERT : 解説

 表にデータを挿入するのが、INSERT文です。列と値を指定して挿入するときには、列と値の個数、対応する列と値のデータ型が一致している必要があります。列に空の値をいれたいときには「NULL」と記述します。

INSERT : 使用例(書式1に対応)

次の例は「商品コード」列、「商品名」列、「商品単価」列を持った「商品マスタ」表にデータを挿入しています。

SQL文
INSERT INTO 商品マスタ (商品コード, 商品名, 商品単価)
VALUES (1357, 'カセットコンロ', 3980);
上のSQL文では、行のすべての列に値を入れているので、次のように表名の後の列名の記述を省略しても構いません。
SQL文
 INSERT INTO 商品マスタ VALUES (1357, 'カセットコンロ', 3980);

列名を省略する記述方法については、表が変更になった場合、不具合の原因になりますので、実践では推奨していません。

INSERT : 使用例(書式2に対応)

 次のように記述すると、「商品マスタ」表へのSELECT文の問合せ結果を、そのまま「高額商品一覧」表に挿入することができます。

SQL文
INSERT INTO 高額商品一覧
SELECT 商品コード, 商品名, 商品単価 FROM 商品マスタ
WHERE 商品単価 > 100000;
 この場合、SELECT文により返される結果の列の並びと、挿入する表の列の個数とデータ型が一致している必要があります。

 INSERT文の中のSELECT文で、アスタリスクは使わないようにしましょう。意図しないエラーの発生原因になりやすいためです。

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