【SQL】 UPDATE(データを更新する)の使い方

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【SQL】 UPDATE(データを更新する)の使い方

UPDATE : 書式

UPDATE <表名> SET <列名1> = <値1> [, <列名2> = <値2> ...)] WHERE <検索条件>

UPDATE : 解説

 UPDATE文は、表内のデータを更新するときに使います。UPDATEキーワードの後ろに更新対象の表名を記述し、SETキーワードの後ろにデータを更新する列名と更新する値を指定します。指定は「,」(カンマ)で区切ることで、複数の列の値を更新することが可能です。また、WHERE句で検索条件を設定することにより、検索条件を満たす行の列の値だけを更新することができます。

UPDATE : 使用例1

SQL文
UPDATE 商品マスタ SET 商品単価=160, 販売元='ポッカ'
WHERE 商品名 = 'うまいコーヒー';
 上のSQL文では、「商品マスタ」表の「商品名」列が「うまいコーヒー」の行の商品単価を「160」に、販売元を「ポッカ」に更新しているSQL文になります。

UPDATE : 使用例2

 SETキーワードに指定する値は、演算でもかまいません。次のSQL文では、「商品マスタ」表の「商品単価」列のすべての値を1.1倍にしています。
SQL文
UPDATE 商品マスタ SET 商品単価 = 商品単価 * 1.1;

 UPDATE文を実行後、更新件数が表示されます。したがって実践においては、UPDATE文の実行前に、SELECT文で更新対象件数を確認しておくことが良いでしょう。

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