【SQL】 BETWEEN演算子の使い方(範囲内か調べる)
BETWEEN演算子は、以下で使用できます。
ORACLE MS-SQL MS-Access
BETWEEN演算子 : 書式
<式> [NOT] BETWEEN <数値式1> AND <数値式2>
BETWEEN演算子 : 解説
BETWEEN演算子は、数値がある範囲に収まっているかどうかを調べます。BETWEEN演算子の前に与えられた式が、BETWEENの後ろで指定されている数値式1と数値式2の間に収まっているか調べるのです。収まっている場合には真が、収まっていない場合は偽が返されます。
BETWEEN演算子を用いた記述は、次の記述に書き直すこともできます。
WHERE 式 >= 数値式1 AND 式 <= 数値式2
BETWEEN演算子 : 使用例
実際の使用例として、在庫リスト表で、単価が「1000~15000」の間に収まっているデータを取り出してみましょう。
表:在庫リスト
商品番号 | 名前 | カテゴリ | 単価 | 在庫 | 商品タイプ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 時の卵 | 空想商品 | 12345 | 2 | |
2 | 解けない氷 | 実用商品 | 500 | 32 | 重点販売商品 |
3 | 地面に沈む羽 | 空想商品 | 1200 | 4 | |
4 | 見えない眼鏡 | 実用商品 | 20000 | 12 | 重点販売商品 |
5 | 柄のない包丁 | 危険商品 | 3200 | 3 |
SQL文 SELECT * FROM 在庫リスト WHERE 単価 BETWEEN 1000 AND 15000;
実行結果
商品番号 | 名前 | カテゴリ | 単価 | 在庫 | 商品タイプ |
1 | 時の卵 | 空想商品 | 12345 | 2 | |
3 | 地面に沈む羽 | 空想商品 | 1200 | 4 | |
4 | 見えない眼鏡 | 実用商品 | 20000 | 12 | 重点販売商品 |
5 | 柄のない包丁 | 危険商品 | 3200 | 3 |
上記の使用例の結果は、以下のSQL文の結果と同じ結果になります。
SQL文 SELECT * FROM 在庫リスト WHERE 単価 >= 1000 AND 単価 <=15000;
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