【PHP】文字列の出現回数を取得する関数の使い方
substr_count関数の使い方(副文字列の出現回数を取得する)
php4~ で使用できます。
substr_count関数 : 書式
書式:
substr_count(①, ② [, ③ [, ④]])
戻り値:
文字列の出現回数
substr_count(①, ② [, ③ [, ④]])
引数:
①検索対象の文字列
②検索する副文字列(出現回数を数える文字列)
③検索開始位置(負の数を指定すると、文字列の末尾から数えます。)(省略化)
④開始位置以降に検索する最大文字数(省略化)
戻り値:
文字列の出現回数
substr_count関数は、副文字列の出現回数を取得します。活用事例としては、CSVやログデータの形式チェックがあります。決められた区切り文字でデータを読み込んで、各カラム分の区切り文字が正しい数があるかを調べることで、データの形式をチェックできます。(例:6カラムなら区切り文字は5回出現する)
substr_count関数 : 使用例
- 副文字列の出現回数を数える$str = "000-0000-0000";
echo substr_count($str, "-"); →「2」を出力
echo substr_count($str, "-", 4); →「1」を出力
echo substr_count($str, "-", 4, 4); →「0」を出力
// 重なっている副文字列はカウントされません
$str = 'gcdgcdgcd';
echo substr_count($str, 'gcdgcd'); →「1」を出力 - カラムの数を調べる$str = "安倍晋三::山口::自民党::男"; →項目数が不足したデータ
if (substr_count($str, "::") <=5 ) {
echo "カラム数エラー"; →出力される
}
mb_substr_count関数の使い方(部分文字列の出現回数を取得する)
php4.3.0~ で使用できます。
mb_substr_count関数 : 書式
書式:
mb_substr_count( ①, ② [, ③])
引数:
①検索対象の文字列
②検索する文字列
③文字エンコーディング(省略時:内部文字エンコーディング)戻り値:
文字列の出現回数
mb_substr_count( ①, ② [, ③])
引数:
①検索対象の文字列
②検索する文字列
③文字エンコーディング(省略時:内部文字エンコーディング)戻り値:
文字列の出現回数
mb_substr_count関数 : 使用例
- マルチバイトを考慮して文字列の出現回数を取得するecho mb_substr_count("ちゅうにちはつよい。", "ち"); →「2」を出力
$str = "山口県山口市";
echo mb_substr_count($str, "山口"); →「2」を出力
関連リンク
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