【PHP】 number_format関数 / abs関数の使い方
【PHP】 number_format関数の使い方(数値を変換する)
php3.0.6~ で使用できます。
number_format関数 : 書式
書式:
number_format(①[,②[,③[,④]]])
数値を変換した結果
number_format(①[,②[,③[,④]]])
引数:
①変換元の数値
②小数点の桁数(既定値「0」)(省略化)
③小数点以下の区切り文字(既定値「.」)(省略化)
④3桁毎の区切り文字(既定値「,」)(省略化)
数値を変換した結果
number_format関数は、数値を変換した結果を取得する関数です。第2~第4引数には、それぞれ小数点以下の桁数、小数点以下の区切り文字、3桁毎の区切り文字を指定できます。戻り値は変換後の文字列なので、後続の処理に渡さずにecho文や、print文でそのまま出力する使われ方が多いです。
number_formatで取得した値を使って、算術計算するとエラーになるので注意が必要です。
number_format関数 : 使用例
- 数値をカンマ編集する$int = "1234567";
echo number_format($int); →「1,234,567」を出力
- 数値を整数に丸める$int = 1234567.89;
echo number_format($int); →「1,234,568」を出力(戻り値は文字列であることに注意)
- 小数点以下の表示桁数を指定する$int = 1234567.89;
echo number_format($int, 1); →「1,234,567.9」を出力 - 数値の区切り文字を指定する$int = 1234567.89;
echo number_format($int, 1, " ", "."); →「1.234.567 9」を出力
【PHP】 money_format関数の使い方
php4.3.0~ で使用できます。
【PHP】 abs関数の使い方(数値の絶対値を求める)
php3~ で使用できます。
abs関数 : 書式
abs( 数値 )戻り値:絶対値
abs関数は数値の絶対値を求める関数です。float(浮動小数点数)またはinteger(整数)で絶対値が返されます。数値の型がfloatであった場合、戻り値の型もfloatとなります。それ以外の場合は、戻り値の型はintegerとなります。
(floatは、integerの最大値より大きい値をとることがありえるからです)
(floatは、integerの最大値より大きい値をとることがありえるからです)
図形を描くときに2つの座標からサイズを求めるとき等に使われます。
abs関数 : 使用例
- 数値の絶対値を求めるecho abs(-10); →「10」を出力
echo abs(10); →「10」を出力
echo abs(-1.5); →「1.5」を出力
echo abs(0); →「0」を出力
関連リンク
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