【SQL】 IN演算子（一致する値があるか調べる）の使い方

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【SQL】 IN演算子の使い方（一致する値があるか調べる）

IN演算子は、以下で使用できます。
ORACLE MS-SQL MS-Access

書式　<式> [NOT] IN (<副問合せ> | <式>[, <式>...])

IN演算子は、指定された値が副問合せ、またはリスト内の値と一致するかどうかを判断します。IN演算子の前に与えられた式が、INの後ろで指定されている副問合せの実行結果のリスト、または数値式のリストと一致するものがあった場合には真を返し、一致する値がない場合には偽が返されます。

IN演算子を使った記述は、OR演算子を使って次のように書き直すこともできます。

WHERE 式 = '値' OR 式 = '値' OR ...

ただし、副問合せを使った記述は、OR演算子で書き直すことはできません。

IN演算子を使う例として、「カテゴリ」列が「空想商品」か「危険商品」であるデータを取り出すSQL文は、次のようになります。

SQL文
SELECT 商品名, カテゴリ, 単価, 在庫
FROM 在庫リスト WHERE カテゴリ IN ('空想商品','危険商品');

実行結果

商品番号	名前	カテゴリ	単価	在庫	商品タイプ
1	時の卵	空想商品	12345	2
2	解けない氷	実用商品	500	32
3	地面に沈む羽	空想商品	1200	4
4	見えない眼鏡	実用商品	20000	12	重点販売商品
5	柄のない包丁	危険商品	3200	3