【SQL・ORACLE】 DECODE関数の使い方(値を変換する)

変換関数
変換関数
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【SQL・ORACLE】 DECODE関数の使い方(値を変換する)

DECODE関数は、 ORACLE  に対応しています。

書式
 DECODE (expression, value1, replace1[, value2, replace2...]);
引数
 expression : もとになる式の値
 value : 比較する値
 replace : 置き換える値
戻値 
 変換後の値

DECODE関数 : 解説 

DECODE関数は、引数で指定された式の値のもとに、値を変換する関数です。

DECODE関数 : 使用例

SQL文 
 SELECT 列名1, DECODE(列名1, 1, 'one', 2, 'two', 'three') 列名2
 FROM 表名;


実行結果

列名1列名2
1one
2two
3three
DECODE関数は、MS-SQL ServerMS-Accessでは扱えません

DECODE関数とCASE式の違い

DECODE関数とCASE式はどちらも条件分岐で値を変換することができます。

DECODE関数とCASE式大きな違いは、DECODE関数は、条件に比較演算子や式を使うことが出来ない点です。

DECODE関数の検索値に「>1」等の比較演算子を使うことはできません。
「列名=1」のように式を検索値に指定することもできません。
比較演算子や式を使った条件分岐には、CASE式を使います!

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