VARP関数の使い方（母集団分散を求める）
VARP関数は MS-SQL Server に対応しています。
VARP関数 ： 書式
書式 VARP(number)
引数 number：数値式
戻り値 分散値
引数 number：数値式
戻り値 分散値
VARP関数 ： 解説
VARP関数は、指定した数値すべてを母集団とする分散を求める関数です。
VARP関数 ： 母集団分散を求める使用例
SQL文
SELECT VARP(得点) 母集団分散 FROM 試験結果;
実行結果
| 母集団分散 |
|---|
| 169.0 |
表：試験結果
| 名前 | 性 | クラス | 得点 |
|---|---|---|---|
| 山田太郎 | 男 | A | 92 |
| 佐藤隆 | 男 | A | 65 |
| 斎藤陽子 | 女 | B | 83 |
| 森太一 | 男 | B | 55 |
| 田中夏美 | 女 | C | 67 |
| 高橋徹 | 男 | C | 85 |
| 鈴木一郎 | 男 | D | 58 |
| 山本綾子 | 女 | D | 83 |
VARP関数 ： グループごとの母集団分散を求める使用例
GROUP BY句で、グループ化した場合には、各グループ内の分散を返します。
SQL文
SELECT クラス, VARP(得点) FROM 試験結果
GROUP BY クラス;
実行結果
| クラス | 母集団分散 |
|---|---|
| A | 182.25 |
| B | 196.0 |
| C | 81.0 |
| D | 156.25 |
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