【SQL】 STR関数の使い方(数値型から文字列型への変換)
STR関数は、以下で使用できます。
MS-SQL Server MS-Access
書式 STR ( number [ , length [ , digit ] ] )
引数 number : 変換される数値式または数値型の値
length : 変換後の文字列の長さ
digit : 変換後の小数点部分の長さ
戻値 文字列
引数 number : 変換される数値式または数値型の値
length : 変換後の文字列の長さ
digit : 変換後の小数点部分の長さ
戻値 文字列
STR関数 : 解説
STR関数は、数値型の式または値を、文字列型に変換する関数です。引数で与えられた number (式または値)を、文字列の全体の長さが引数で与えられた length の値に、小数点以下の部分の長さが digit の値になるように変換します。
引数 length を省略した場合は、10がデフォルトとして設定されます。また、小数点以下の長さを指定する digit を指定しない場合は、0がデフォルトで指定されます。
STR関数 : 使用例 (引数を指定しない例)
SQL文 SELECT 数値, STR (数値) 文字列 FROM 表名
実行結果
実行結果
数値 | 文字列 |
---|---|
10.0 | 10 |
1.23 | 1 |
12345678901.0 | ********** |
この例のように、数値型の値として与えられたものが、STR関数により文字列型に変換されます。小数点以下の桁数を指定しないと小数点以下が無視されます。この例では、桁数を指定していないので、標準の10桁の文字列となるのですが、文字列に変換した結果それよりも、長い値になる場合には、* が返されます。
STR関数 : 使用例 (引数を指定した例)
SQL文 SELECT 数値, STR(数値, 4, 1) 文字列 FROM 表名
実行結果
実行結果
数値 | 文字列 |
---|---|
10.0 | 10.0 |
1.23 | 1.2 |
12345678901.0 | ********** |
【SQL・ORACLE】 TO_CHAR関数の使い方(文字型に変換する)
TO_CHAR関数は、数値型、日付型のデータを文字列型に変換する関数です。日付型から変換するときは、書式をを指定することができます。いちれべ.comでは、基本的な使用方法はもちろん、具体的な使用例でも解説しています。
関連リンク
関数一覧ページ
SQLリファレンス > 関数
ORACLE、MS-SQL Server、MS-Access、MySQLで使用する関数の一覧表です。いちれべ.comは、オラクル、MS-SQL Server、MS-Access で使用可能か一目でわかるのが特徴のSEサポートサイトです。