【俺の甲子園】北名古屋南2021年秋<公式戦>振り返り
北名古屋南高校 硬式野球部 監督の江田島です。いつも当ブログのぼやきを閲覧頂きありがとうございます。
3年生が引退し、1・2年生チームでの初の公式戦となる秋の大会。と同時に春の甲子園・センバツ大会へつながる大事な大会。今回も我が校は打撃のチームを作り、勝ち上がりを目指す。あわよくば、ベストなんちゃらって称号を得たいなんてよこしまな思いも...
2021年秋大 我が校のベンチ入りメンバー
投手陣
投手陣は5人か6人をエントリーすることが多い。今回は、1年生が3人、2年生が2人の構成。
先発 |
UR 細谷 調 |
1年 (20210104) Lv.80 |
右投 オーバースロー |
球速 124 km/h |
コントロール B 34400 |
スタミナ E 15600 |
スライダー系 E 17200 |
カーブ E 16500 |
フォーク C 26400 |
先発 |
UR 勝山 亮雅 |
1年 (20210101) Lv.85 |
右投 アンダースロー |
球速 147 km/h |
コントロール D 21800 |
スタミナ C 28300 |
スライダー系 C 26300 |
シュート D 19600 |
先発・中継ぎ |
SR 加藤 元弥 |
1年 (20210053) Lv.80 |
左投 オーバースロー |
球速 139 km/h |
コントロール A 39400 |
スタミナ D 25400 |
スライダー系 D 19800 |
チェンジアップ G 4100 |
先発・中継ぎ |
UR 荒井 雄紀 |
2年 (20200104) Lv.80 |
右投 オーバースロー |
球速 139 km/h |
コントロール C 27900 |
スタミナ E 17000 |
カットボール C 26600 |
シンカー系 F 9200 |
フォーク D 23900 |
中継ぎ・抑え |
UR 長岡 瑞樹 |
2年 (20200102) Lv.85 |
左投 スリークォーター |
球速 149 km/h |
コントロール B 36100 |
スタミナ F 12700 |
スライダー系 D 24800 |
フォーク B 34700 |
SR投手の中で世代最高と名高い20210054(加藤 哲也)をベンチ入りさせるか最後まで迷ったが、練習試合の防御率が6点台と非常に悪いため今大会はベンチ外。
攻撃陣
投手以外のスタメンは、1年生4人、2年生4人の構成。5~7番が打撃Cだが、皆Bに近いCなので打撃のみ偽装A評価。打って打って打ちまくる打撃のチーム。
2021年秋大 初戦 vs バンテリン製薬高校 戦
結果から先に言うと、我が北名古屋南高校は初戦敗退でした。対戦相手の総合評価はD、我が校はB、2ランクも格下。勝つ確率はかなり高い。そう思うのが当たり前であるが、そこに油断とスキが産まれたとしか言いようがない。
江田島の采配方針
打撃積極度 | 積極 |
盗塁積極度 | 積極 |
バント活用度 | やらない |
代打活用度 | 消極 |
代走活用度 | 消極 |
守備固め活用度 | 消極 |
継投活用度 | 普通 |
敬遠活用度 | やらない |
先攻後攻の希望 | 先攻 |
夏は監督の采配ミスで負けた。その反省から、代打・代走・守備固めは「消極」で、打撃積極度は過去の経験から「積極」、相手の正捕手の肩が強くないので、盗塁は「積極」、バントは「やらない」、先攻後攻の希望は「先行」という采配方針で、初戦を望んだ。
先発・中継ぎの指名
試合当日の投手陣の顔色。先発は迷うことなく絶好調のUR荒井投手(2年)を指名。そして2番手にUR長岡投手(2年)。この二人だけで試合が終わるだろうけど、3番手にロングリリーフも可能なSR加藤投手(1年)を指名した。
試合結果
先攻後攻じゃんけんに勝ったのは、バンテリン製薬高校さん。(結果的にお互いの希望通り)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | H | E | |
北名古屋南 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 1 | 9 | 16 | 3 |
バンテリン製薬 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 x | 10 | 5 | 0 |
すぐに思うことが、3倍以上のヒットの数。こちらは16安打で9得点に対して、相手は5安打3エラーで10得点。
1回表 | 米山がキャッチャーゴロ | 1回裏 | 鈴木がショートライナー |
及川がレフト前ヒット→盗塁成功 | 市川がレフトフライ | ||
工藤がファーストライナー | 田島がショートライナー | ||
本谷がファーストライナー | |||
2回表 | 木内がセンター前ヒット | 2回裏 | 加地がフォアボール |
三村がレフトフライ | 杉下がセカンドゴロ→走者進塁 | ||
日野がファーストゴロ→走者進塁 | 永井がセカンドゴロ | ||
田淵がセンターフライ | 増田がサードゴロ→日野がエラー | ||
石川がセンターフライ | |||
3回表 | 荒井がサードゴロ | 3回裏 | 金子がレフトライナー |
2得点 | 米山がライト前ヒット | 2得点 | 鈴木がセカンドゴロ |
及川が2ランホームラン! | 市川がセンター前ヒット | ||
工藤がレフトフライ | 田島が2ランホームラン! | ||
本谷がライトフライ | 加地がショートゴロ | ||
4回表 | 木内がファーストライナー | 4回裏 | 杉下がセンターフライ→米山がエラー |
三村がショートゴロ | 永井がセンターフライ | ||
日野がショートゴロ | 増田がフォアボール | ||
石川が内野安打 | |||
金子がショートゴロ→ゲッツー | |||
5回表 | 田淵が三振 | 5回裏 | 鈴木がフォアボール→盗塁失敗 |
荒井が二塁打 | 4得点 | 市川がフォアボール | |
米山がセンターフライ | 田島が三振 | ||
及川がキャッチャーゴロ | 加地がフォアボール | ||
杉下がフォアボール | |||
永井がセカンドゴロ | |||
木内がタイムリーエラー! | |||
増田がフォアボール→押し出し! | |||
石川がデッドボール→押し出し! | |||
金子がセンター前→タイムリーヒット! | |||
鈴木がサードゴロ | |||
6回表 | 工藤がセカンドゴロ | 6回裏 | 荒井に代え、長岡が登板 |
1得点 | 本谷がレフト前ヒット | 市川がキャッチャーゴロ | |
木内がライトフライ | 田島がライトフライ | ||
三村がレフト前ヒット | 加地がレフトライナー | ||
日野がレフト前→タイムリーヒット! | |||
田淵がショートゴロ | |||
7回表 | 長岡がファーストゴロ | 7回裏 | 杉下がフォアボール |
米山がレフト前ヒット | 永井がサードライナー | ||
及川が内野安打 | 増田が三振 | ||
工藤がセカンドゴロ→ゲッツー崩れ | 石川がサードライナー | ||
本谷がショートゴロ | |||
8回表 | 木内がセンターフライ | 8回裏 | 高田が三振 |
三村がフォアボール | 2得点 | 鈴木がフォアボール | |
金子に代え、高田が登板 | 市川がフォアボール | ||
日野が内野安打 | 長岡に代え、加藤が登板 | ||
田淵が三振 | 田島がフォアボール | ||
長岡がレフトライナー | 加地がショートゴロの間に1点! | ||
杉下がフォアボール | |||
永井がフォアボール→押し出し! | |||
増田がライトフライ | |||
9回表 | 右翼手の永井を安武に交代 | 9回裏 | 代走で出た出口、 |
5得点 | 米山が三塁打 | そのまま二塁手の守備につく | |
及川がライト前→タイムリーヒット! | 代走で出た熊坂、 | ||
工藤がファーストゴロ→ゲッツー崩れ | そのまま遊撃手の守備につく | ||
本谷がフォアボール | 代走で出た小西、 | ||
加地がフィルダースチョイス | そのまま捕手の守備につく | ||
→打った木内、全走者セーフ | 遊撃手の熊坂を菊地に交代 | ||
三村がフォアボール→押し出し! | 石川がショートフライ | ||
2塁走者木内に代走、出口! | 菅原がレフトフライ | ||
1塁走者三村に代走、熊坂! | 鈴木がセンターフライ | ||
日野がサードライナー | |||
田淵に代打、小池! | |||
小池がセンター前→2点タイムリー! | |||
1塁走者小池に代走、小西! | |||
加藤がセンター前→タイムリーヒット! | |||
高田に代え、菅原が登板 | |||
米山がピッチャーゴロ | |||
10回表 | 及川がサードライナー | 10回裏 | 代走で出た勝山、右翼手の守備につく |
1得点 | 工藤がソロホームラン!勝ち越し! | 2得点 | 市川がフォアボール |
本谷がフォアボール | 田島がこの試合2本目となる逆転サヨナラ2ランホームラン! | ||
1塁走者本谷に代走、勝山!→盗塁成功 | |||
出口がファーストライナー | |||
菊地がフォアボール | |||
日野がフォアボール | |||
小西がサードゴロ |
15四死球!1試合でだ。コントロールC→B→Aのリレーです...
2021年秋大 反省会
いくらなんでもファーボールが多過ぎる
我が校の失点の内訳は、以下の通り。
- ホームランによる失点・・・2ラン2本で4失点
- 押し出し四球による失点・・・3失点
- タイムリーヒットによる失点・・・1失点
- タイムリーエラー・・・1失点
- 内野ゴロ・・・1失点
押し出しによる失点が痛い。特に、8回裏の押し出しは、リリーフエース長岡(コントロールB)による連続四球、交代した加藤(コントロールA)による3四球、計5四球によるものであった。結局8回裏の2失点は、押し出しとタイムリーエラー。大事なイニングにもかかわらずノーヒットで2点を献上した。
コントロールがAやBの投手が、じゃんじゃん四球を出すかなぁ?と愚直を言いたくもなるが、野球には勢いや流れってのがあるので、そういうこともあるということにしておこう。しかし、こればかりは対策のしようがない。
継投策の後悔
監督の采配で継投活用度「積極」「普通」「消極」が選択できるが、我が校は積極で臨むことに決めている。だが初戦は普通で挑んだ。積極にしていれば、5回裏に押し出し四球を出した時点で、コンピュータが投手交代を決断したと思われ、4回裏の4失点中の2点は防げた可能性があった?
コントロールが30,000未満の先発投手は、四球で自滅する可能性があるため、継投活用度「積極」にすべき...か?
延長戦は後攻有利の法則
いつもは後攻を希望するが、1年生を沢山打席に立たせてあげたかったため先攻を希望した。しかし、初戦からまさか延長戦になるとは夢にも思わなかった。結果的に9回表に勝ち越せなかった時点で、不利な展開となった。
先攻後攻の希望は、後攻一択。
総評
今回、四球連発によって絵にかいたような下剋上を喰らってしまった訳だが、球数の多さからも、相手の「待球」による作戦負けとも言える。ただ、レベル上げすら終わっていないR投手にも簡単に抑えられてしまう偽装A評価の打線っていうのも、ちょっと・・・
この悔しさをバネに来年の春・夏にぶつける!
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