超高速回線5Gのサービス内容とは?今、契約すべきなのか?
5G回線の特徴
4Gの約20倍(下り)のスピード
docomoの場合、5Gは下りで最大「20Gbps」と言われる。4Gが「1Gbps」なので、理論上は20倍ということになる。3月時点では技術的な課題があり、最大3.4Gbpsとのこと。docomoのスピードテストでは、4Gの実測値が100Mbpsに対して、5Gの実測値は400Mbps。約4倍速いというのが今の実力となる。
周波数が高いがゆえの弊害とは、、、
ざっくり言うと、5Gの電波は高帯域かつ広帯域であるため、速度が速いと言われている。電波は周波数が高いほど直進性が強く、減衰しやすい。言い換えれば、5Gの電波は届きにくいということ。非常に弱い電波では、その実力は発揮しにくい。そのような電波の性質が、対応エリアの拡大を妨げている要因ともなっている。
当面4Gとほぼ同じ料金
4Gよりも高速な5Gなのにも関わらず、なぜ4Gとほぼ同じ料金?かというと、通信エリアが狭いことが理由のようだ。
docomo | au | ソフトバンク | |
プラン(5G) | 5Gギガホ | データMAX 5G | メリハリプラン |
パケット制限 | 無制限* | 無制限* | 50GB |
利用料 | 7,480円 -1,000円(6か月) | 8,480円 -1,000円(25か月) | 8,480円 -1,000円(2年間) |
対応エリア | 全国150か所の一部の主要駅・大型施設など | 全国15都道府県の一部のエリア | 全国7都道府県の一部のエリア |
備考 | *無制限は、キャンペーン期間のみ | テザリング時の制限有 | 主要SNS、YouTubeはパケット通信料ZERO |
docomoの対応エリア
5G | 通信・エリア | NTTドコモ
第5世代移動通信システム「5G」についてご案内します。
現時点では、静観がベター
5Gサービスは2020年3月下旬、携帯大手3社で一斉にサービスを開始した。とはいえ、上の表でも挙げたが、サービス対応エリアが非常に狭い。これまで述べた技術的な課題に加え、新型コロナウイルスの影響・東京オリンピックの延期なども、対応エリア拡大が遅れている要因となっている。この夏までに急速に問題解決し対応エリアが大幅に増える確率は極めて低い。たまたま対応エリアに住んでいる人以外は、もう少し待ったほうが良いと思われる。
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